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FakePlasticTree

ひびのいろいろ

二面性に惹かれる。暴力性の中に切なさが光る音楽たち

人間というのは意外な発見というものに弱い。意外性というものに直面すると、ついその虜になってしまう。 恋愛なんかその良い例だろう。美人(イケメン)がちょっと抜けているところがあったり、ちょっとカッコ悪い人がある技術に飛び抜け秀でたりすると一気に人間的な魅力が高まる。その根源にはほっと安堵するような感覚が周囲の人間に生まれるからなんだろうと思う。

そしてそんな感覚、意外性であるが故の魅力は音楽にも当てはまる。 その意外性の最たるものは自分の場合HR/HMのバラードだ。激しい音楽を奏でる音楽家達がふと、バラードを演奏する時ほどに魅力的なことはない。

Stare Too Long

Stare Too Long

例えばこの曲。Corrosion of Conformity というバンドはアメリカのMetalバンドでこれでもかというぐらい重く、重戦車のような音楽を奏でる。その音楽はひたすら男くさい。そんなバンドがふと上記のようなサザンロックテイストのバラードを演奏するのだ。楽曲が素晴らしいのは言うまでもないが、このギャップにノックアウトされてしまう。

そして僕が長く30年程の時間にわたってこの種の音楽が大好きなのはこのようなギャップがあるからなのだろう。

It's On!

It's On!

  • コーン
  • メタル
  • ¥200

バラードだけではなく、暴力的な音楽の中できらりと光る切なさ、悲しみに強く惹かれる。例えばKornだ。初めてフジロックで彼らの演奏を見た時には衝撃的であった。まるで泣きながら、怒りながら咆哮し叫ぶボーカル。攻撃性の中に宿る悲しみ。

そんなギャップにやられてしまった。 そんなバンドをあげればこのジャンルには星がきらめくほどの実数が存在する。

Buried Dreams

Buried Dreams

  • Carcass
  • ロック
  • ¥150

Would?

Would?

  • アリス・イン・チェインズ
  • ロック
  • ¥200

Jesus Loves You But I Don't

Jesus Loves You But I Don't

  • The Almighty
  • メタル
  • ¥150

やっぱりこの種の音楽を僕は愛しているんだなあと改めて感じた秋の雨の夜であった