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ひびのいろいろ

読後に色々考えさせてくれる本は素晴らしい本だ【書評】卑怯者の島

小林よしのり」という著者名を聞いただけでどこかその著作を読むのを敬遠してしまう人も多いのかもしれない。一時期は所謂ネトウヨの代名詞的な人物として認識されていた時もあった。AKB48に異様な情熱を燃やしてちょっとした異和感を個人的に感じる所もあった。

今週のお題「読書の夏」

【全文】「わしが多くの日本人を覚醒させて、本当の独立国というものを築く」〜小林よしのり氏が安保問題で会見 (1/3)

 

最近では安倍政権(というより安保法案カかな)に対して太批判声明を出したりもしていた。
 
その小林よしのり氏の最新作が「卑怯者の島」という作品だ。戦後70周年を記念した作品として出版されるらしい。
 
話題は少しそれるが戦後70周年と言う意味で最近のNHKスペシャルの特集も凄い。民法には出来ないだろうなという特集を連日放映していた。こういう作品が放映されれば受信料は全然惜しくはない。
 
 
「卑怯者の島」は事実を元にしたフィクションだ。事実は後書きにも書いてあるがパラオの島のひとつであるペリリュー島の戦いを元にしている。
 
普段の著者の書籍とは違って政治的な主張は排除されている。人間の限界としての闘いの中で「勇気とは何か?」「生きるとはどういうことか?」「卑怯とはどういうことか?」読者に問いかけられている。簡単な答えは何処にも見つからない。
 
素晴らしい書籍というものは読者に色々考えさせてくれるきっかけを与えてくれるものだ。そういった意味で本書は実に素晴らしい。読者に色々と問いかけを与えてくれる書籍だと思う。