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ひびのいろいろ

【書評】新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

年末に読んだ書籍。今をときめく二人の対談本。

著者の二人共に超多忙な生活にも関わらず共通しているのは,アウトプットの量が半端なく多いということ。

特に出版する書籍の量が桁違い。しかもそのペースが長年に渡って持続していることが驚愕に値する。

以前僕は佐藤優氏のメルマガを自分は購読していたのだが,その情報量の多さにもただただ圧倒されていた。途中で解約したのはあまりの内容の濃さに自分のアタマがついていけなくなってしまったから。時として佐藤優氏の話にはかなり基礎的知識が要求されることがある。その最低限のラインに自分のレベルがなかったためちょっと購読するのが辛くなってしまったのだ。

池上彰氏は例の朝日新聞事件の顛末を知り,より一層ファンになってしまった人物。

池上彰氏「朝日新聞だけが悪いのか」 文春コラムで同誌や他新聞にも苦言 : J-CASTニュース

テレビに出続けていることもあり,物事を分かり易く説明する(しかも底は浅くない)点において天下一品の人物。

その二人の対談集。タイトルは「新・戦争論」となっているものの,戦争についての話というよりは世界情勢を地域ごとに解説するもの。相変わらず佐藤氏の知識の幅広さ奥深さ、そして洞察の深さに驚嘆し,ぐいぐいと文章に引き込まれる。その内容にぴったりとついていく池上氏も凄い。

世界とはこんなにも複雑で,いがみ合い,どうしようもなく修復不可能なものなのだということが痛感できる1冊。

そして今一度,世界や日本の歴史 そして 宗教を学ぶことが大事なんだろうなあ ということを個人的には痛感した。