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ひびのいろいろ

とても正視できないが最後まで見ざるを得ない【映画】KOTOKO

 

とても正視できないが、しかし途中で見るのを止めることができない

 見ていて辛くなるけれども、目が離せない作品。本作を自分が言葉で表すとしたらそんなところになるのではないかと思う。幼い子どもと二人暮らしの母親。それを演じるcocco.ある小説家との出会いとそれからを描く映画。

その母親はあまりにも繊細で鋭く、儚く壊れやすい。そして美しい。

 

フィクションの映画であるけれど、これはcoccoそのものなんではないかと確信してしまうほど役にはまり込んでいる。 それは「17歳のカルテ」のアンジェリーナ・ジョリーを思い起こさせる。(この「kotoko」のほうがずっと繊細ではあるけれど)

 

とにかく見ていて、辛くてとても正視できないが、その映像と音楽を止めることができず心拍数が高鳴ったまま最後まで見てしまう。というそんな映画。そして時折挿入されるCOCCOのとてつもなく美しい佇まいそして表情、歌声に心臓が芯からえぐられてゆく。

 

 結局いつも僕はこういう人達に心引かれてゆく

 結局、いつも僕はこういう人達に心惹かれ夢中になってゆく。泣きながら感情を放出させながら何かを表現する人達。

 

 

 

10代の頃から僕はそうだったのかも知れない。その頃いつも聴いていた音楽もいつもそんなだったな。

とにかく鮮烈な映画であった。