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ひびのいろいろ

【書評】 機動戦士ガンダムUC 虹に乗れなかった男

ブライトノアはもちろんガンダムを愛する人であれば知っている人物。人によってはそこらの政治家よりも有名な存在だろう。

若干19歳にして地球連邦軍の初代艦長となり、その強迫的性格(?)も幸いして立派にその職責を果たす。

アムロレイに張り手を食らわせあの名台詞

「父親にも叩かれたことないのに!」

を引き出した人物だ。

アムロレイ以降も様々なニュータイプをその目で見届けた宇宙世紀ガンダムの主人公といっても良いような存在。

ニュータイプの語り部として

そのブライトノアが彼が出会ったニュータイプのそれぞれについて回想しながら語る物語が本書籍。

アムロ、カミーユ、ジュドー とそれぞれ個性的な若者たち。ブライトノアから見たそれぞれの若者の存在や性格が理解できて面白い。

個人的にはカミーユに1番親近感が沸くのは自分の陰気な性格が影響しているのだろう。

そして本書籍を読むと逆襲のシャアまでの物語とそれ以降の物語が違和感なく深みを持って楽しむことが出来る、そんな作品になっている。

こういったサイドストーリーがとめどなく発表される(そして商売的にも成り立つ)ところがガンダムの奥深さなんだろうな。

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