FakePlasticTree

ひびのいろいろ

タオルをかける

子どもが自分の隣でウトウトしだす。

自宅へと帰るのはいつも22時過ぎ。なので家族が起きていることは滅多にないのだけれど、時々夜更かしな子どもがいたりして一緒にリビングで過ごしたりする。わざわざ二階から降りてきてくるときもあったりする。まあ、何をするでもなくぼーっとしていると幼稚園や学校であったことをつらつらと喋り出すのだ。

ようはちょっと褒めて欲しかったりもするんだろう。相槌 を打っていると自然に子どもはウトウトしていて後ろを、振り返ると寝息をたてて寝ている。そんな無防備で安心して寝ている子どもの姿は隣の大人もホットした気持ちにさせてくれる。

そういう時には、僕はそっと自分の上着なりそこらへんにあるタオルケットを子どもにかけてやる。

何故かというとその行為が自分自身とても好きだからだ。「布団をかけてやる」という行為はそうされる側にとってはとっても何だか幸せな瞬間であると思うのだ。

まどろみの中で誰かが自分に布団や着ているものをかけてくれた時なんとも嬉しくて幸せな気持ちになれる。皮膚感覚、特に温度の感覚というのは愛着形成にとっても大事だ。「抱っこ」と同じような効果があるんだろう。

自分の子供時代の幸せな記憶もそんな一瞬に存在する。押し付けだけどそんな幸せな一瞬を自分の子どものも味わって欲しい。押し付けかな。

まあ、いいや。何かそれだけのことなんだけど。

そして自分も眠くなった時に子どもを背負って二階の寝室まで運んでゆく。かなり身体が大きくなってきたので随分大変だけど、これもまぁしようがない。

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