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ひびのいろいろ

【書評】人間ははじめから昆虫に敗北している

昆虫と人間というのは不思議な関係にある。

 子ども達に大人気の仮面ライダーはもろ昆虫をモデルにしている。初代仮面ライダーはバッタだし、仮面ライダーV3はトンボ、仮面ライダーストロンガーはカブトムシだ。仮面ライダーのあの目は昆虫以外のなにものでもない。

そして人間ぐらいの大きさの虫がもし本当に存在したとしたら、失神し卒倒する人はかなりいるだろうに仮面ライダーのテレビをみてそうなるような人は皆無だ。

ミツバチハッチも人気があった。あんな可愛いキャラクターなのにモデルは虫だ。カブトムシやクワガタも子ども達(大人もか)も大人気だし、蟻の飼育も一時期流行した。

 しかし部屋に蟻がいると気持ち悪いし、殿様バッタが部屋に侵入してきたら必死になって追い出す。ゴキブリなんて視界に入っただけでもうだめという人がほとんどだろう。

ゴキブリと人間との戦い

 

 こうして考えてみるとやっぱり虫って不思議な存在。人間の潜在意識の中には虫に対する恐怖があって生理的に受け付けない部分もあれば、憧れ愛でる部分もある。世界中の至る場所に存在し、反映しているという意味では人間と共通する部分も多いが、容姿を筆頭に相容れない部分がほとんど。

 そんな昆虫(ゴキブリか)との戦いを描く漫画テラフォーマーズ。めちゃくちゃ人気のある漫画なのだけれど今更ながら読んで見た。その内容はたしかに緊迫感や絶望感が満載で面白い。これから先の展開もどうなってゆくか全くわからず。とりあえずKindleでは3巻まで発売sれていたので一気に読んでしまった。

 テラフォーマーズの中でも人間が応用する力は結局昆虫の力。やっぱり不思議な存在だ昆虫。