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ひびのいろいろ

【書評】本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術

僕が本を色々読むようになったのは20代の後半ぐらいから。10代の後半の数年もよく読んでいたかもしれない。

それまではほとんど仕事の本か、趣味の本ぐらいしか読んでいなかった。10代の後半に本をよく読んでいたのも受験勉強から逃避するためだったかもしれない。

従って純粋に本が好きで読むようになったのは20代後半ぐらいから。遡って考えてみれば「もっと本を読めばよかったかなあ」と考えることもなくはないけれど、しかし今20代の前半に戻ったとしてもそんなに本は読まないだろう。他にやるべき事がいっぱいあった。

 僕は本を購入するときには小飼さんの書評を参考にすることが多い。というか、同氏がオススメする本はほとんど購入しているかもしれない。どんな難しい本だって彼の書評にかかると素晴らしく魅力的でかつ要点をついたものになる。そして文章が素晴らしく読みやすい。本を読むのが早い人なら、1時間もかからずに読めてしまうのではないだろうか、という内容。しかし奧は深い。

 以前も同氏は読書に関する本を書いているが今回読んだこの本も過去の本の内容と大きな変更はない。そしてやっぱり本が大好きなんだなあ、と実感するような内容。読書に関しての心構えを分かり易く書いてくれている。本の所々に全国の書店員さんがオススメする本が記載されているのも中々良い。でっかい本棚を購入することを本の中でオススメしているが、全ての本を電子化してしまった僕としてはちょっと後ろめたい気持ちにもなってしまった。

 なにはともあれもっと本を読まなきゃなあ、と再度認識させてくれる本だった。今日の仕事が終わったら本屋によっていこう。

小飼 弾
ベストセラーズ ( 2010–06–09 )
ISBN: 9784584122846