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ひびのいろいろ

極めて贅沢な生き方だよ。「貧乏入門」

貧乏入門
貧乏入門

納得はできるけど

 アップル製品が大好き。カメラや自転車の最新機種が出てしまうとどうも目移りしてしまうし、新たに購入すると今度はその周辺機器まで欲しくなってしまう。外食も大好きでお金をその度に使ってしまう。

 タイトルには貧乏入門とあるが、必ずしも「貧乏になれ」という本ではない。入力の刺激を抑え、しかもその入力をできる限り良質なものにして心を平穏に保とうというのが著者の趣旨だと思う。

その入力(刺激)にも選び方があるらしい。

まずは、日常の選択のなかで「刺激⇒反応」のパターンから自由になるべく、刺激のなさそうなものをあえて選ぶことです

 最近流行(やや古いか)の”草食系男子”にも言及している。

草食系男子の仮面の裏側は〜すなわち、欲望がないのではありません。たいていの場合、ないふりをしているだけです。抑圧しているだけです。つまり、よくぼをねじ曲げて、格好をつけているだけです。だから、こころが、ひずみ苦しみます。

 本当に全くどれも、その通りだと思う。

そしてこんな風に考えることの出来る著者は貧乏などではなく限りなく豊かなのであることも分かる。

しかし僕はそこまで悟りきれない。時々は無駄遣いをしたくもなるし、思いっきり体に悪いもの(ラーメンや牛丼など)を食べてくなってしまうのも事実。おそらく著者の言う所の「刺激⇒反応」の悪循環からちょっと距離を置けるようになればそれで良いのかな。少なくともその状態にあるということを意識化できるようになれば、少し僕の荒んだ心も穏やかになるんだろうか。