FakePlasticTree

ひびのいろいろ

毎年自分なりに成長してゆくのは本当に難しい。

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 就職して1年目、上司から「1年前の自分と比較して何処がどれぐらい成長したか」を常に意識するようにしなさい。「それを毎年・毎日、仕事を止めるその日まで続けなさい」と言われたことがある。

 その時は一年ごとに成長しない奴なんているのか? 時間が経てばスキルなんて自然に向上するもんだろう。とあまり真剣にその言葉を聞いていなかった。

 確かに仕事を始めて3–4年は学年ごとに自分の出来ることが増えていき、知識も1年前とは比べようもないほどに増えていくのが実感できた。その当時それは当然のことだと思っていたし、僕は何の異和感もなくただ仕事を積み重ねていただけであった。

 しかし、10年ぐらい経ってゆくと段々とその成長の幅が小さくなってゆくことに気づいてしまう。明かに成長のペースが鈍る。そしてあまり成長していないんじゃないかという焦りも同時に出てくる。溜まった知識が抵抗となって新しいことに拒否的になってしまったりすることもある。

 年齢をとるにつれて自分を成長させることの難しさを実感したんだと思う。特に同じ環境下に自分が長くいて、その立場に少し安心しているような時には難しい。自分なりに色々強制的に環境を変えなければいけないこともあるだろう。

 自分で少し意識化して勉強をしなければ、成長できなくなってきたんだと思う。

 それにしても今頃になって先輩の言葉の意味の大きさを実感するなあ。