FakePlasticTree

ひびのいろいろ

凄い漫画を読んでしまった

NewImage

凄い漫画を僕は読んでしまった

それにしても凄い漫画を読んでしまった。その名もおざなり君

浅野にいおは僕の大好きな作家。多分初めて読んだのはひかりのまち (サンデーGXコミックス)素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)だったと思う。

その圧倒的な画力にただひたすら驚嘆し、陰欝なストーリの中にあるどことない優しさが好きだった。
なので今回も期待して読み始める。

最初の数ページでがっかり

本を買ったのがJR日暮里駅構内の本屋。移動途中の山手線の中で読もうと思って買った本だった。
日暮里駅から西日暮里駅に行くまでの間にすでに読むのが辛くなってきてしまった。

なにしろ絵柄が僕が想像する"浅尾にいお"とはかけ離れたものだし、センスのない暴力的でシュールなギャグマンガにしか思えなかった。


本気で最初の数ページだけで古本屋に売ろう!と堅く心に誓うような内容だった。

しかし物語は進んで行く

NewImage

 山手線の中で他にやることもないので、仕方なく読み進めていくと物語中盤から思ってもいないような内容に。最初は抵抗のあった絵柄だが、しばらくするとわりかし抵抗なく読み進めてしまう。ストーリーも前半のシュールなギャグ漫画といったものから、哀愁を含んだR&Rな内容になってゆく。結局、子の漫画の世界にどんどんはまり込み抜け出せない。

 登場人物の切ない過去も徐々に明らかになり、そして最後の終わり方が最高に格好いい。

最後は『やはり”浅野にいお”』と唸らせる内容。やっぱ僕は好きだなあ。