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ひびのいろいろ

子ども達が飼っていた「ウーパールーパー(うぱちゃん)」が亡くなった #.189

『ウ-パールーパー』ブーム

 僕が子どもの頃はウーパールーパーが大ブーム。そう言えば、ウーパールーパーの歌まであった気がする。愛嬌があって飼いやすく結構長生きなので、小さい子どもがいる家庭には結構オススメの動物。ウーパールーパー意外にも『エリマキトカゲ』とか『レッサーパンダ』とかいろんな動物のブームが今までもあった。でもウーパールーパーほどブームのお陰でメジャーになった生き物もいないんじゃないかと思う。

飼育しやすいウーパールーパー

でっかくなってキモイ ウーパールーパー

 

そんなウーパールーパーを買い始めたのは3年前子どもがゲームセンターのUFOキャッチャーで子どもがゲットしてから。

はじめか僕の小指くらいの大きさだったのが、最後には20-30cmぐらいの大きさにまでなっていた。子ども達が交代で餌をあげたり、一生懸命お世話をしてかわいがっていた。

 次男のクリスマスプレゼントは大きくなったウーパールーパーのための水槽だったのだ。それほど、好きだったということだろう。

そいつの名前は『うぱちゃん』。どす黒くでちょっと僕的には気持ち悪い感じだったんだけど、それでも子ども達はそいつに挨拶をしたりしてかわいがっていた。

『うぱちゃん』がなくなる

それほど子ども達が可愛がっていた『うぱちゃん』が突然なくなってしまった。前の晩から口を開けっ放しにして、餌も食べない状態であったらしい。

母親と自宅の小さい庭にお墓を作り、皆でお別れの儀式。手を合わせて、悲しんで気持ちの整理

 一番下の4歳の子どもは「水の中で生きていたのに土に返すなんて可哀相」「ゾンビになって出てこない?」とひたすら心配していた。お世話をしていた長男次男は意外と落ち込む様子もなくかえって安心。

最後まで生き物を飼いきる。お別れをきちんとするというのは凄く大事なことだと考えているので、今回の事件は凄く子ども達にとって良い経験になったんだろうなと思う。

子どもが死をどうとらえるか

一般的には「子どもと死の体験」については以下のように言われている[^1]

「一般的には5歳以下の幼児では、死を一時的な別れと考えるが、5〜9歳では別れは永続的かつ不可逆的であり、肉体が死滅することが理解できるが自分自身に起こることまでは考えが及ばない.10歳を過ぎれば、死をほぼ成人と同様に永続性、不可逆性、不偏性をもつもので、身体活動の停止と理解できる。しかし、ひとにより自分自身の死と結びつけるのは難しい」

 我が家の一番下の子どもはやはり、まだ死を永続的なこととして理解できていないんだろう。もしかすると7歳の長男次男もそんなに実感できていないのかも知れない。

昨年の大震災以来、『死』というものを色々考える機会が嫌でも多くなってきた。職業柄そういったものに直面する機会は多い訳だけど、これからもどうやって悲嘆の作業に付き合ってゆくか。そして自分がどう乗り越えていけるのか。これからの課題だと思う。そんなことを改めて考えさせられた我が家の事件であった

[^1] 小池 眞 規子 【10歳のころ-世界がひらかれるとき】親との死別を経験する時. 臨床心理学 6, 466–470 (2006).

大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法