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ひびのいろいろ

子どもとの勝負 #180

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photo credit: digitalrob70 via photopin cc

僕の職場では子どもと大人が闘うサッカー大会がある。大人と子どもで戦うガチンコ勝負だ。

中学生ぐらいの年代で大人と対戦するというのはすごくドキドキすること。絶対大人をぶっ倒してやろうという気持ち。でも勝てないんだろうなあ、という不安。もしかしたら勝っちゃうのかもという淡い期待。いろいろなものがごっちゃになってとにかくワクワクする。

結局こういう勝負は子どもの側が勝てないことが多いのだけれど、それはそれでいいんだと思う。正面切ってぶつかり合ってでも大人に負けてしまう。その経験が大事。勝ってしまうと逆に寂しい気持ちになったりなんとなく張り合いがなくなってきちゃつたりしてしまうものなんだ。中学生ではそんな経験はまだ早すぎる。親父に喧嘩で勝ってしまうようなもんだ。

だから大人も正面切って全力で子どもに立ち向い、子ども達に圧勝しないといけない。それが礼儀というもんだ。

そして後で子ども達がさんざ文句をいえば良い。「大人はズルい」とか「大人は汚い」とか。

僕が中学生の頃を思い出しても、こういう時子ども達で集まっては大人の文句を言っていたものだ。「あいつはなっていない」「大人ってズルいよな」「大人げない」とか。こういったことを言うのがこの上もなく楽しかったことを覚えている。そして仲間内でそういうことをいう時はどこか安心もしていたりするし、大人達が子ども達に安心して言わせてくれる雰囲気も凄く大事。そして子どもが成長する環境というのはかくあるべきなんだろう。

ただ残念なのが、大人の側にいる自分達が年々歳をとって身体が動かなくなってきちゃっていること。足より先にお腹がでていっている始末。なんとも情けない。走るということも段々できなくなってきて反射神経も格段に鈍っているのを自覚する。

言うのもおこがましいけど、プロ野球選手が30代後半になると急速に衰える訳が自分でも分かったりして。体力が衰えないように精進しなきゃな。