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ひびのいろいろ

映画"ちづる"を見に行ったよ

『ちづる』という映画を見てきた。場所は東中野の”ポレポレ東中野”というちょっとマイナーで小さな映画館。

ベルギービール最高

http://farm7.staticflickr.com/6222/6366348887_036f80ab20_m.jpgベルギービール デュカシス

映画の始まる時間よりかなり前に映画館についてしまったので、その前に併設されている”ポレポレ坐”という喫茶店で一休み。

特にそこで飲んだ”ベルギービール デュカシス”がめちゃくちゃ美味しかった。フルーツビールって初めて飲んだけど、もっと甘いもんかと思っていたが、さわやかでくどくなくすっきりとした飲み心地。700円ぐらいするので少し高いけれど、半分ぐらいの値段で飲めるようになればかなり人気がでるんじゃないだろうか。

何故か明るい映画

立教大学に在籍する生徒の卒業制作として撮られたこの映画、撮影の対象となるのはなんと自分の妹。

この妹のちづるは”自閉症+軽度精神発達遅滞”でかつ、20歳を過ぎて自宅にひきこもりの状態。父親も数年前に交通事故で他界。

普通あまり公にしたくない家庭状況だとも思うけど、そんな家族の状況をありのままに撮影したドキュメンタリー。

家の中が鬱々としていない所が素晴らしい。なんか家の雰囲気が明るいのだ。

長男と母親の喧嘩の場面も出てくるのだけれど、こんなに真っ正面から喧嘩が出来る家族って以外と実は少ないのではないだろうか。

その明るさはどこから来るのか?

”ちづる”が時々パニックになったり,お母さんの財布からお金を抜いちゃったりもするんだけど、そんな時もお母さんの娘に対する視線が限りなく優しい。甘やかしているわけでなく叱ってはいるが、その表情から愛情が溢れている。娘が愛おしくて仕方がないという表情なのだ。

したがって、家族全体になんともいえない余裕がある。”ちづる”さんもなんとも言えない優しい顔。映画を見ていると何故か自分が癒やされる気持ちにさえなってくる。家族みんなから愛されて育ってきた証拠なんだと思う。本当に良い家族なんだろうな。

同じような障害を持っている御家族の方にも是非見て頂きたい映画だと思う。