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ひびのいろいろ

どう解釈していいか整理がつかない『いつか菜の花畑で〜東日本大震災をわすれない〜』

 

いつか、菜の花畑で ?東日本大震災をわすれない?

いつか、菜の花畑で ?東日本大震災をわすれない?

 

 

東日本大震災に関わるフィクション短編集。全部で8個の短編ストーリ+1個のエピローグ。

 

死者・行方不明者2万人というけれど、この本のようなそれぞれの人達の物語が2万通りあるいはそれ以上にあるということなんだろう。そしてその悲しみはまだまだ進行中なんだ。

 

そういう意味で今の時期にこの種の本を出すことはどうなんだろう。まだ早すぎるのではないか? などという思いが一瞬よぎる。絵のタッチも作者独特のものかもしれないけど、感情の動揺というか、気の迷いもあるのではないかという感じもした。やはり悲しい。圧倒的に悲しい。どうしようもない。そんな悲しみを作者は漫画という表現をすることによって解消しているだけなのではないか?とつい考えてしまう自分に罪悪感さえ感じてしまう。

 

自分の気持ちがまだまだ整理できない。そんな感じだ。

 

ちなみに印税は全額寄付されるそうです。