FakePlasticTree

ひびのいろいろ

ムルティプラという素晴らしい車

僕が今乗っている車はフィアットのムルティプラ(後期型)というイタリアの車だ。

前席3列シートというちょっと変態的な車。外見も変態的。自分が乗っている後期型は幾分普通になったけれどそれでも目立つ(と思う)。オートマティック全盛時代に5速マニュアルのみの変態的な仕様。日本で売る気があるとは思えない設定ですな。従って東京の街中でもほとんど見かけることがなく、ごくまれにすれ違ったりすると運転手同士で笑顔で挨拶してしまう。

一旦運転すると、これがめちゃくちゃ楽しくてファミリーカーなのにゴーカートの様な運転のしやすさ.1600ccではあるけれど、マニュアルのお陰で馬力不足と感じることはほとんどない。1回だけ大人6人で乗ったときの坂道はきつかったけど。とにかく運転すると笑顔になれる車なのだ。高速や一般道であおられたり、抜かされたりしても全然むかつかない。「どうぞ。どうぞ」という感じ。ムルティプラに乗ってからホント変な車に対しての競争意識みたいなものは無くなった。

そんな楽しい車に乗って5年ほど経過する。流石イタリアの車だけあって色々ガタがでてきたのも事実。ドアのゴムの部分が取れてきたり、ダッシュボードの樹脂の部分がボロボロにとれてきたりしている。極めつけはエアコン。どうも外気温センサーがいかれているらしく、真夏なのに外気温が-28度とか-30度になってしまう。エアコンも外気温を元に調整する仕組みみたいで、真夏だというのに熱風を浴びせられる。たまに一瞬センサーがまともに動く時があって、いきなり冷風が飛び出てくることも。修理工場に行ってもどうも理由がわかならいらしいので、このまま付き合っていくしかないんだろうけど。これには困った。

お金もないし、エンジンがかからなくなるまで乗るつもり。今ほぼ六万キロ走ったのでせめて10万キロちょっとは乗りたい所。乗りつぶした頃ぐらいに新型のムルティプラが発売されていないかなあ。