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FakePlasticTree

ひびのいろいろ

書店が消えた

日常

僕が住んでいる街はいわゆる私鉄沿線の小さな街だ。駅周辺には小さな商店街があり、夕焼け時などは、夕日が人や背丈が低い商店街の店舗を仄かに照らし暖かい色合いとなる。それがちょっとした安堵感を生んでほっとした気持ちとなる。そんな光景が大好きだ。

最も夕暮れ時に自分の街に帰ることが出来るなんてほとんどないけれど。

困ったこともある。都心の私鉄沿線にあらがちなこと。それは踏切が全く開かない。一旦閉まったらそれ相応の覚悟を持たないといけない。近く(何年間さも先だろうが)駅が地下化されるみたいだが大事なのは今現在だ。

しかも僕は地下鉄が苦手。何ともいえない圧迫感があって息苦しくなる。朝の光を浴びながら、夕焼けに目を細めながら電車は乗りたい。

困ったことが最近追加された。待ちの小さな書店が閉店になった。チェーンの飲食店となった。いかにも小さな街の書店といった佇まいだった。店員が暇そうにレジで「ぼーっ」と座っていた。あまりやる気がなさそうだった。店舗の広さも10-12畳程度。席を立たなくても店員さんは店の隅々まで見渡たすことができただろう。あの店員さんは1日殆ど歩くことはなかったのではないか?。酷く運動不足だったろう。まぁでもそんなにメタボ体型じゃなかったな。

と色々妄想が広がってしまった。

しかし書店が自分の街から消えるのは何とも切ない。大袈裟だが文化的資産の喪失何ではないか?と考えてしまうほど。哀しい。

つかの間

写真 グルメ

当直明け、半日の休みの日曜日。 夏の青空を実感できる日。ローカル線に乗って房総半島を散歩。時間にして2時間ぐらいだったか。酷く贅沢な時間に感じられた。

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同じ関東でも千葉というのは神奈川より人気がなく(失礼!)、田舎臭くて人もまばら。しかし歳をとるとそれが良い。どことなく儚く安心できる。ギラギラではない夏。 f:id:yoshitaka4729:20160724101131j:plain

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そんな夏を堪能しながら、電車にのりつつひたすら歩いた。

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f:id:yoshitaka4729:20160724125307j:plain ついでに言えば食事も美味かった。

医師の感情

書評
医師の感情: 「平静の心」がゆれるとき
Danielle Ofri
医学書院 ( 2016-05-30 )
ISBN: 9784260025034

医師として生きてゆくことは恐れと共に生きてゆくということであり、恐れはその生活の一部となるのだ (P162)

幻聴か幻覚が分からない。夜ベッドに横になっている時にPHSが鳴っているのではないか?と考えて”がばっ”と起きる。夢も仕事のことばかり。汗だくになって中途覚醒することは週に何回かある。昼間に他人のPHSの音が聞こえただけで心臓が苦しくなる。交感神経が過度に活性化され、呼吸も浅くなる。若干、ハイテンションになってゆくのが自分でも了解できる。

そんな生活がもう10年以上続いている。週に何回かは夜勤の仕事が入る。最大頻度では月の半分に届く程に職場に泊まっていた。 こんな生活を続けていたら、自分の感情を制御するのは無理だろう。実際、自分が学生の時と比較して大層人格が変化したなと思う。性格が悪くなった。

そんな感情を飲酒でごまかすこともある。つい感情的に何かを衝動買いしてしまうこともある。結局、歪な仕事の仕方ではどこかにはけ口を求めてしまう。本書を読むと、何とも言えない感情の生き場所を求めているのは自分だけではないのだ。ということを実感できる。そして多いにエンパワーメントされる。

今年読んだ書籍の中でピカイチであった。ちなみに本書を知ったきっかけは日経新聞の記事。

www.nikkei.com

Pokemon Go と Scrivener

Mac/iPhone/iPad

昨日はPOKÉMON Go一色の日だった。

ドラクエとかファイナルファンタジーの発売日の騒ぎ。「80年代の後半に家電量販店の前に列をなして並ぶ」あの光景がフラッシュバックする程に日本中が熱狂していた。夜遅くに自宅に帰り、テレビをつけたらどのチャンネルでもGOのニュースがトップニュース、特集を組んでいた。

こうやって騒ぎになるのはなんとも嬉しい。そして久しぶり。iPhoneを初めとするApple製品では同じようなことはあった。しかし日本発(正確には開発は違うだろうが)のプロダクツでこれほど国内が熱狂するのはちょっと嬉しい。

時代の流れに乗っかって、早速自分自身も始めた。しかも専用のポケモンアカウント(ポケモン・アカウント)をGoogleで作成した。仕事のアカウントでポケモンをするのは何だか抵抗があったので。昼頃にダウンロードし、使用を始めたのは仕事終了後。もう21時を過ぎた頃だった。何だか良くルールがわからないのはIngressと同様だ。しかしIngressと違ってキャラクターが親しみやすいので出だしのハードルは低い。ちょっと子どもっぽいという難点はある。

そして昨日僕にとってもう一つの嬉しいニュースが。それはiOS版のScrivenerが発表されたこと。Macとの同期も問題なく動作も軽い。値段はちと高いがそれぐらいの価値があるアプリ。これで書き仕事が少しでも捗れば嬉しい。

Pokémon GO

Pokémon GO

Scrivener

Scrivener

  • Literature & Latte
  • 仕事効率化
  • ¥2,400

朝の通勤時間を独占しているバンド

Music

基本的に朝の通勤時間には常に音楽に接している。通勤時間がほぼ1時間半。アルバム1個半位の時間だ。まぁ今はアルバム単位で音楽を聞くことなんてそんなにないか。

そしてこの1ヶ月位の通勤時間の間で僕の耳を独占しているのはこのバンドだ。 the hiatus という。日本人ではあるが、全編英詩。それだけでかなり不利な状況(日本人には敬遠されやすい)なのにかなりの人気。定期的にアルバをリリースしている。

音楽は日本人の音楽らしく繊細でどこか優しい。そして格好良い。ボーカルは良い意味で日本人臭さが残る英語。声質が格好良い。ボーカルのメロディーラインが素晴らしくメロディアス。バックの演奏も上手い。

アルバムを通して聞くとまるで映画を1つ見ているかのような感覚を味わうことが出来る。脳内に映像が再生される音楽というのは素晴らしいものが多い。このバンドはまさにそう。個人的に今、1番Liveに行ってみたいバンドのひとつ。

その最新アルバム「Clone」という曲が特にお気に入り。

ゴールデンゴールド

書評

刻々という漫画はここ数年に発表されたサスペンスSF漫画の中でも群を抜いて出来が良かった。SFサスペンスというカテゴリーを取っ払っても非常に出来の良い作品であった。漫画としての分量(ストーリーの長さ)も適量。人気漫画にありがちな間延びした展開など一切なかった。少しだけ絵が荒いという欠点があるにはあった。しかしそんな欠点が全く目に入らないほどにストーリーが良くできていた。

そんな作品を書き上げた作者なので次作が非常に楽しみだった。渇望という単語が当てはまってしまうかもしれない。

そして発表されたものがこちら。

びっくりしたのは絵柄が少し変化していること。そして上手くなっていること。絵に妙な荒々しさが消えている。なので読みやすい。

刻刻」と同様にサスペンス。サスペンスというよりホラーに近い。今回も奇妙な生き物が出現する。この生き物は可愛い姿であるが目が全く笑っていない。薄気味悪さと、怖さが併存。次巻へと続く緊迫感。何だかとってもこれからが楽しみ。

大人はもっと遊びなさい

書評

齢四十を過ぎて少し意識していることがある。それはちょっとだけ積極的に遊んでみるということ。

二十代や三十代の時はそれが出来なかった。学生の前半は全く勉強などせずに自分の好きなことに明け暮れていた。学年が進むにつれそれは出来なくなった。要領が元々悪いので同時期にあまり沢山のことが出来ない。並列処理が苦手。

それは社会人になってからもそう。仕事中心の生活。頭を切り換えるということが出来ない。だから頭がどうしても固くなる。融通が利かなくなってくる。

ここ最近も仕事は確かに忙しい。というか年々加速している。責任も増えてきた。だけど積極的に遊ぶようにしている。

そのひとつは自転車だし、カメラや読書もそう。週末のランニングも遊びみたいなもんだ。このブログもそう。出張の時に空いた時間で街を歩き回るのも遊びだろう。

子どもが大きくなって空間的スペース(音が迷惑にならなくなったら)が確保出来たら、学生の時に夢中になっていたGuitarを再開させたい。ガンダムのプラモデルだって作ってみたい。

そんな思いを強く後押ししてくれるような書籍。以前読んだキュレーションの本と同じく読んでいて何だかとてもワクワクする。楽しい。やっぱり人をその気にさせるのが上手な人だ。

ファイナルファンタジーXIにはまって出社拒否になったエピソードとか読んでいてビックリすることが多い。ゲームの知識も半端ない。

内容的には

  • 他人と争わない(比較しない)
  • 色々遊びを試してみること(ある程度いい加減にやること)

といった言葉が強く印象に残った。 人生経験は楽しまなくちゃ損だよなやっぱり。